BC
コンタクトレンズのケースに「BC 数字」と記載されているのを見ますよね。
何かの数値であることは分かるでしょうけど、どのような意味なのかは分かりにくいものです。
BCはベースカーブの略であり、コンタクトの曲がり具合を表します。
人によって、瞳の形状などが異なりますので、同じサイズのものを取り付けたとしても、フィット感が変わるということは多いです。
コンタクトレンズを購入する際、ベースカーブの数値はしっかり確認した方がいいのは、この部分が影響しています。
定期的に眼科の検診を受けることで、正しいベースカーブ値が把握できますので、適正のコンタクトレンズを選ぶようにするといいでしょう。
DIA
コンタクトレンズのケースに「DIA 数字」と記載されているのを見ますよね。
製品によっては、「D」と記載されていることもあります。
BCと同様にに何かの数値であることは分かるでしょうけど、どのような意味なのかは分かりにくいものです。
DIAはコンタクトレンズ全体の直径を表す数値であり、適正サイズのものを選ぶための重要な指標の一つ。
日本人の平均的な瞳の大きさに適しているのは、直径14㎜と言われています。
必ずしも適しているとは限りませんが、この数値に近い範囲内のものを選ぶと間違える可能性は少ないでしょう。
カラコンでデカ盛りしたい人は、DIAが大きいものを選ぶことになります。
AX/CYL
コンタクトレンズのケースに「AX」 「CYL」と記載されているのを見ますよね。
BCやDIAより聞かないワードですので、分からないという人の方がいいのではないでしょうか。
AXはAXISの略であり、乱視の確度を表す数値、CYは乱視の強さを表す数値です。
どちらとも、乱視用コンタクトレンズに記載されていることが多く、乱視の人がコンタクトレンズを選ぶときに必要な指標と言えるでしょう。
数値によって、取り付けたときのフィット感が大きく変わることもありますので、正確な数値を調べてから選ぶのがおすすめです。
また、急にコンタクトレンズが見えにくくなった場合は、この2つの数値を再確認すると解決できます。